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水がめ座すごろくの開発日誌

ゲーム製作のメモやその他あれこれ

カッコいい脱落者

 

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いま作っているすごろくのノーマル版を元に、少し違う場所を舞台にした「◎◎◎版」の細部についても考えている。

「◎◎◎版」は、ゲームの骨格はそのままで、ただ場所や状況設定の味付けが異なるだけである。

しかし、有名な曲のレゲエヴァージョンやボサノバヴァージョンのようなもので、アレンジ次第で印象がガラッと変わる面もある。

 

このゲームは基本的にはすごろくなので、「最初にゴールした者が勝者」という鉄則は曲げられない。

しかし、敗者にはいくつかのパターンがあって、

 

A:一位になれなかった人(二位や三位)

B:途中でマイナスの進み具合が激しくなってしまい、ゲームオーバーになった人

 

という設定になっている。

Aは、あらゆるすごろくに共通するルールである。

Bに関しては、このすごろくでは「さがる」「もどる」というペナルティが多いため、さがり過ぎて限度を越えるとゲーム終了になるのである。

さらに、

 

C:悪いカードを三回引いてしまう

 

と、ゲームから脱落するシステムになっている。

 

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イメージとしては上の図のような感じである。

確率的には低い筈なのだが、なぜかこういうプレイヤーがあっさり出現してしまうことにはビックリである(ちなみに先日、テストプレイで自分がなりそうだった)。

 

ところが、ノーマル版では単に運の悪いプレイヤーにすぎない脱落者だが、「◎◎◎版」では、

 

f:id:ankoro:20160720094746p:plain

 

と、上のイラストのように、ちょっとカッコいいのである。

脱落してるくせに、何となく優勝する人よりカッコいいのでは?と思えるほどである。

こっちを「勝ち」にするのもアリか?と一瞬、考えてしまったが、それはやや無理なのであった。

すごろくに限らず、複数でプレイするゲームとは、引き分けでなければ常に「勝者」と「敗者」を生産するシステムである。

ところがこのゲームは「勝者」「敗者」以外に「カッコいい脱落者」を産み出す可能性が含まれている。

偶然できてしまったのだが、もしかしたら画期的な発明かもしれない。

そんなことを考えている。