水がめ座すごろくの開発日誌

ゲーム製作のメモやその他あれこれ

試作品2号

 

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前回ご紹介した1号は、

 

事故に遭ったとき・・・数マスさがる

保険に入るとき・・・数マスさがる

ペナルティが発生したとき・・・数マスさがる

保険金が支払われるとき・・・1マスすすむ

 

という設定にしていたため、

「ゲーム開始以降、プレイヤーが1マスも前に進めないまま終了」

という論外の結果になってしまったのであった。

「ゲームを考えたから、試しにやってみよう」と持ちかけてプレイヤーになってくれたのは、高校時代からの友人のY君であった。

「よし、二人で勝負だ」

と意気込んで始めてみたものの……。

Y君も自分も、ゴールに到達どころか、さがる一方で終了してしまった。

「何で保険金が出るとき1マスなんだよ」

と質問されたが、保険とは儲かるものではない、というのが答えである。

つまり、1500万円の家が火事になって、損害が1500万円のときに1500万円が支払われるのが保険というものであって、いわばマイナスをゼロにする性質がある。

これがいきなりプラスではダメで、急に一億円もらってラッキー!というのは保険ではない。

このゲームでも、保険に入っていなければ損害がマイナス数マスで、保険に入っていればマイナス数マスにはならず、本来はゼロで充分なところをプラス1マス程度にしておいたのであった。

「それは分かるけど、これじゃ前に進めないし、ゲームにならないよな」

と言われた。

その通りであった。

「これがもし新型の戦闘機か何かで、俺が発明者でお前がテストパイロットだったら大変だったよな。空中で爆発してたりして」

「それは大丈夫だろ。そもそも飛んでいないレベルだからな」

その通りであった。

 

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 試作品2号は、クリーム色のカードを文房具店で買って、文書を貼ったもの。

1号の反省を踏まえて、少しでも前に進めるよう「ハッピー宝くじ」や「ラッキーカード」などを増設してみた。

保険に加入するときの「さがる」マスを減らして、保険金が出た場合の「すすむ」マスを多めにした。

しかし上述の、保険の本質とは少し離れている……、という課題は残されたままである。