水がめ座すごろくの開発日誌

ゲーム製作のメモやその他あれこれ

試作品5号(ジェロニモ)

 

スポンサーリンク

 

試作品5号。

コードネームはジェロニモである。

 

f:id:ankoro:20160806121140j:plain

 

今回は試作品4号の改訂版のようなもの。

全50枚の構成で、内容に調整を加えた。

 

例えば「バッドスター」が二枚でダメージが二倍、という設定を廃止した。コーヒーのCMでいう「雑味」が取れたようでスッキリした。何を加えて何を削るかの判断が難しいが、ここは削って成功と思いたい(別ヴァージョンでは復活するかもしれないが)。

 

さて、前回触れた「台風カード」の場合は、保険のカードやその他が一瞬で吹き飛ばされるが、一応の温情として「宝くじカードだけは飛ばされずに残りました」という但し書きをつけておいた。

それと同様に、「どろぼうカード」によって宝くじを盗まれた場合、「泥棒保険」に加入していれば保険金が出ますよ、という文言を加えた。

他にも泥棒保険の活躍の場を少し増やして、ドラマチックにした。ただ、他の保険に比べて事故の発生確率がうんと多い訳ではない。

 

f:id:ankoro:20160806122432p:plain

 

 

思うに、このゲームに限らず、あらゆるゲームを通じて世界を三つに分類することができる。

「A:ゲーム内世界」

は、フィクションとしてのゲーム内の出来事が起こる世界で、このゲームでいうと「自動車保険に入る」「自動車事故のカードを引いた」など。Bのゲームプレイヤーに見える世界に含まれている。

「C:現実」

はこの現実そのものである。「オリンピックが始まった」「今年の夏は暑い日が続く」など、世界どころか宇宙全てである。Cにいる人々からAは見えにくいし、一部だけ垣間見える。見え方によっては気味が悪くもある。

 

どろぼうカードや台風カードによって発生するあれこれは、Aの世界の出来事でありながら、ゲームプレイヤーにとっては実際に持っているカードを失うことでもあるので、完全なフィクションのAよりは、やや現実よりの「B:ゲームプレイヤーに見える世界」に属する出来事となる。

現実とゲーム内の中間的な領域で生起するイベントには、まだ多くの可能性、工夫の余地がありそうで、そう考えてみると他にも幾つかアイディアが出てきた。

 

印刷業者の人に相談したところ、

「カードの枚数は4の倍数で計算するので、50枚でも47枚でも64枚でも同じ」

とのことであった。

それなら、50枚のカードをベースに改定を加えて1セット64枚にしてみよう!ということになって、ついでに用紙は自宅で名刺作成する向けのタイプに変更してみることにした。

これが完成すれば、短期間の貸し出しやテスト販売までは行けそうである。裏側のロゴも考えた。

という訳で、大幅な進歩を遂げるかもしれない「試作品6号」をお楽しみに。