水がめ座すごろくの開発日誌

ゲーム製作のメモやその他あれこれ

遊んだゲームの記録:「狩歌」

 

スポンサーリンク

 

「狩歌(かるうた)」は、歌詞に出てくる平凡な、頻出の、ありきたりの単語を楽曲に合わせてカルタの要領で取るというシンプルなゲームである。

 

『狩歌(かるうた)』は、実際に任意のJPOP曲を流しながら、歌詞中の「君」「きっと」「世界」などのよく出てきそうな単語カードをカルタ取りして集めるゲームです。

 

調べてみると「ゲームマーケット2016春」で販売されているので、まだ新作の部類に入るのかもしれない。

 

gamemarket.jp

 

おおむね歌詞というものは「平凡な言葉の平凡な組み合わせ」か、良くてせいぜい「平凡な言葉の非凡な組み合わせ」から構成されており、悪い意味で平凡まみれである。そういったマイナスの平凡さを、面白さに奉仕する平凡さにクルッとひっくり返してしまう力をこのゲームは持っている。

 

私が遊んだ時には「カラオケに持っていくと面白い」と教えてくれた人がいた。

つまりカラオケで誰かが歌っている時に、

「この曲、知らない」

「歌が下手」

「こういう曲には興味が持てない」

といった不満をその他全員が共有していたりする、重苦しくて打開しがたい、ただ時間が過ぎ去るのを待つしかない状況を、このゲームは「歌っている人=読み手」に変え、大げさに言うなら「皆が楽しい状況」へと激変させてしまうのである。

しかも歌詞が平凡であればあるほど、その分だけ盛り上がるという逆説的な面白さもあるし、初めてこのゲームに触れる人と経験者の差も小さい。

 

という訳で、このゲームの理解しやすさと応用範囲の広さはかなり普遍的なレベルに達しているのではないだろうか。五年後も十年後も、このゲームの面白さの本質は古びず、減ることもないと思われるので、末永く親しまれる筈である。英語版とかイタリア語版とか、中国語版がいつ発売されても不思議ではない。

 

sgrk.blog53.fc2.com

 

「すごろくや」の人気順では現在7位の商品とのこと。