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水がめ座すごろくの開発日誌

ゲーム製作のメモやその他あれこれ

ゲームマーケット初出展の顛末および戦利品

 

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ゲームマーケットが終って、全体的に「販売」というよりは「出展してはみたものの、右往左往しているうちに終了……」という有様で、どうも段取りや事前準備にかなり難があったように思う。

それでも、わが販売ブースにチラホラと来ていただいてご購入いただいたお客様、試遊スペースがないにもかかわらず試遊していただいた皆様方には感謝の念で一杯である。

その他まったく予想すらしなかった反応が多く、金銭では買えないような貴重な経験になった。

自分の中ではまだ「製作部門」と「販売部門」が離れており、販売や説明をしながら「そういえば、これってこういう意図で作ったゲームだったよな~」と自分で思い出すような局面すらあった。作った頃の思いを自分でもう忘れかけているのである。

 

以下、印象深かったブース来訪者や印象などを大まかに(多少ぼやかしながら)書く。

まず開場まもなく来てくれて「ひらがな将棋」の赤青駒を購入してくれた人。

おそらく秋葉原ゲームラボの時に来てくれて「赤と緑ではなく、赤と青色の駒なら買う」「それは作る予定です」「それなら、ゲムマの時に買う」と言ってくれた方かと思われる。口約束をきちんと覚えていてくれた上に、かなり早い時間帯に来ていただいたのでたいへん有難かった。

 

 他に、フリースクールで年齢バラバラのグループにゲームをさせたいという方。

この人は「運動会」のゲームを購入してくれた。これは「ハゲタカのえじき」やトリックテイキングに進む一歩前の段階の初心者層を意図して考えたゲームなので、ちょうど上手くスルッと説明してサラッと買っていただけた。

「水がめ座割引」が気になると仰っていただいたので、その辺がきっかけとして有効だと確認できたのもよかった(今後もやりたい)。

 

それから何と、「さるかに将棋シール」を購入してくれた方!!

ちょっと会場をブラブラして、戻ってみたらこのシールを見ている方がいたので、この展開にはビックリだった。まったくただの一人も購入しないのではないか、おそらくその可能性が98%くらいと思っていたのである。

駒落ち用にこういう内容で、いわば駒に覆面をさせるシールです、アマ初段と15級で戦ったとしたら云々、という説明を全て理解していただいた上でのご購入だったので本当に嬉しかった。望外の喜びとはこのことである。

 

そして、カタログに書いてあった「ミラクルサッカー」と「漬け物生活一週間」を見てブースに来ていただいた方!!

実はツイッターか何かで「毎年、カタログで予告しているものとは違ったものを売っていま~す」という発言を見かけたことがあったので「それなら自分も予告と違っていても別に構わないか」と気楽に構えていたのである。

正確にいうと秋ごろまでは、サッカーも漬け物生活も製作する可能性はあったのだが、サッカーは「ひらがな将棋」、漬け物は「運動会」の方へそれぞれ変転してしまったのであった。

よく考えると客観的にはほぼ「ありえない言い訳」のようなレベルの話だが、それでもその話をしたら理解していただいて、しかも「次回も出展されるのですか?」と、微妙に期待されているような、好意的なコメントまでいただいて、しかも予告と違うゲームを売っているのにご購入いただいた方にはお詫び申し上げたい。何しろ次に作る予定のゲームは「パーセンタム」なので、またしても現在とは異なる購買層狙いで、ますます全体的にバラバラ度が高くなる一方なのである。

 

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隙を見てやっと会場を周って得た戦利品のうち、予約したもの以外はほとんど購入できなかった。よそ見している暇がなさ過ぎの7時間であった。

「マーブル」はシンプルなカードにルールが5種類!という、こちらが嫉妬するような内容だったので最も楽しみにしていたゲームである。「予約したみずがめ座すごろくで~す」と言ったら「ブログに書いていただいて有難うございます」と綺麗な売り子さんに言われたのが意外だった。よそのブースはどこもチームとしてまとまっているように見えて仕方がない。

「エーミール」はこの題材を選ぶセンスの良さを感じたのだが、自分の周囲の誰に言っても「少年の日の思い出」を知らないという、まさかの事実に悩まされている。黒い箱はゲームではなくトランプである。

来年春は参加できるのかどうか予想もできないが、当分はコツコツと次のゲームを作って、もう少し丁寧に販売できるよう策を練る予定ではある。