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水がめ座すごろくの開発日誌

ゲーム製作のメモやその他あれこれ

善良な人

Very Good Man

 

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拡大再生産を目的とするゲームは、言い換えると私利私欲の追求と競争を行うゲームである。

そこで、あえてその逆を行って「善人が自らの不利益をものともせず、周囲の人間に親切にする」というゲームはどうか?

と、犬の散歩中に思いついた。

以下は歩きながら考えたことのメモである。

 

1.プレイヤーはひたすら周囲の人に親切にすることが目的で、時には命がけで良いことをする(手札として親切カードを持っている)。

初歩的には明るい挨拶、お年寄りに席を譲る、拾得物を交番に届ける、道案内など。他、滝に打たれたり、仔犬を拾ったり、喧嘩の仲裁をしたり、海外の子供と文通したり、通りすがりの外国人に通訳をしたりする。大技としては多額の寄付・寄贈、臓器の提供、私財を投じて学校を建てる、誰かのために罪をかぶって服役するなど。

 

2.さらに、ゲームの最中に他のプレイヤーを利する行為(移動をしやすくする)を行うと高評価となる。

 

3.手番で行うことは、誰かの家か銀行等への駒の移動と、親切カードを一枚引いて、一枚を使う(か捨てる)こと。移動しないと親切をする機会になかなか恵まれない。カードを使えない・手詰まりの場合は移動の後で全交換もできる。

 

4.体力、精神、財産のうち、2つを使い果たしてゼロとすると上がりで、死んで天国へ行く。死んだ時にどのくらい各要素が低いかが重要で、最終的に低い点数のプレイヤーが勝つ。最初に上がったら罰則点は0点、二番目は5プラス、三番目は10プラス、四番目は15プラスがつく。よって最初に上がれなくても、最終的にトップになる可能性がある。

 

 

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5.各プレイヤーは周囲の人間のうち基準となる人物を決める。基準となる人物に危機が訪れた場合、善行のできるチャンスとなる。

 

6.移動のマス目の中に横長の大きなマスがあって、これが「バス」。バスに乗ると遠くまですぐ行けるのと同時に、そこで喧嘩の仲裁や、席を譲る、痴漢を捕まえる、名前を名乗らずに去る、などの善行ができる。バスに留まってもよい。

 

これは素案の段階だが、うまい具合にあちこちジレンマが生じているので、もう少し丁寧に考える価値がありそうに思える。

タイトルは単に「善人」「善良な人」だと少し寂しいので「ミスター・グッドマン」あるいは「ベリー・グッドマン(Very Good Man)」とでもしておこう。