水がめ座すごろくの開発日誌

ゲーム製作のメモやその他あれこれ

「Very Good Man」の駒など

 

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前回の「Very Good Man」は検討してみると様々な課題が出てきた。

それを少しずつ書き出して、考えて、解決して、整理整頓していると、作業自体が実に楽しい。

例えば街の中の様々な場所に行くのに、駒を使う。

駒には漢字で「善」とでも書いて色違いにすればいいだろうと思っていたのだが、皆が皆「善」さんというのも変な図になってしまう。

そこで「Very」さんと「Good」さんと「Man」さんと「善」さん、および「良」さんとして同じフィールドで動くようにすると、何となくにぎやかで見た感じが良くなってきた。「善」さんが5人もウロウロしていた図とは大違いである。

またこのゲームには「恩師」が登場するのだが、

「プレイヤーはそれぞれ同じ恩師を共有している関係」

であると設定した覚えはないのに、何となく自然にそうなることに気が付いた。恩師宅でプレイヤー同士がバッタリ鉢合わせになる可能性が頻繁にある。さらに、タッチの差で恩師に臓器を提供できたり、できなかったりするのである。

 

この「Very Good Man」というタイトルは、単に「とても善良な人」という意味の他に「ベニー・グッドマン」のもじりのような響きもある。別に関係はないのだが、一応カタカナで書くときは中の点を入れて「ベリー・グッドマン」としておきたい。

 

また調べてみると「Very Good Man」という名前の店やバンドがあるらしい。これも何かの縁と思って、「Very Good Man」関係者一堂でこのゲームをプレイする会を開催してみたい。

 

小さなチーム、大きな仕事――働き方の新スタンダード (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

小さなチーム、大きな仕事――働き方の新スタンダード (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: ジェイソンフリード,デイヴィッドハイネマイヤーハンソン,黒沢健二,松永肇一,美谷広海,祐佳ヤング
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2016/12/08
  • メディア: 文庫
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ところで最近やっと文庫化された「小さなチーム、大きな仕事」は前々から何度も読み返している座右の書である。

その割には書いてあることが少しも身についていないので、例えば以下のような箇所を読むと、あたかも自分のことを言われているようでドキッとする。

 

 すばらしいアイディアを思いつくと高揚がもたらされる。可能性と利益を思い描き始める。そしてもちろん、それらをすべてすぐに得たいと思う。そのため、他に行っているすべてのことをやめ、最後に思いついた「一番すばらしい」アイディアを追い求め始める。

 これは悪い一歩だ。新しいアイディアへの熱意は、そのアイディアが持つ価値の正確な指標ではない。たった今、確かなひらめきから生まれたように見えたものも、次の朝にはただの「あってもいい考え」に格下げになっていることもある。そして「あってもいい考え」には、他のすべてのことを延期するほどの価値はない。

 

 だからまず「すばらしいアイディア」はしばらく棚に上げておこう。多くの「すばらしいアイディア」を思いつくことはいいことだ。ひらめきに刺激され興奮することもいい。 だが、瞬時の熱意に押されて行動してはいけない。アイディアを書き留めて、何日か棚に上げておこう。落ち着いてから、そのアイディアの優先順位を評価してみるのだ。